1.はじめに・パソコンスキルを向上させるにはブログをススメる
パソコンは道具にすぎない。
大事なことは、パソコンで「何を」やりたいのかである。
とりあえず、パソコンスキルを身につけたとして、その先に何がしたいいのかのビジョンを持つこと。
もしも「パソコンでやりたいゴール」がわからない人には、ブログをおススメする。
ブログをやると、ITリテラシーが上がり、パソコンにも強くなる。
たのしくパソコン技能を向上できる。
ブログは、「稼ぐチカラ」「共感させるチカラ」「読ませるチカラ」が身につくことができるので、まさに、パソコン技術習得の「その先」がわからない人にとっては、うってつけである。
でも、どうやってブログをはじめたらいいか?
・初心者は「はてなブログ」で地ならし
・本格的に挑戦するなら「ワードプレス」
・「MOS」「WEBクリエーター能力試験」の資格チャレンジ
以下、この三つのポイントを深堀りしていく。
2.ブログ初心者は「はてなブログ」がおススメ
ブログはやりたいけれど、なんとなく面倒くさそう…。
そう考えてる人にとっては、まずは「無料ブログ」の代表である「はてなブログ」からはじめることをおススメしたい。
なにしろ無料ではじめられるので、失敗しても経済的損失がない。
ブログには、「はてなブログ」「アメーバブログ」「ライブドアブログ」といった無料系のものと、有償でサーバーを契約して、ドメインを取得して、自分でカスタマイズする「ワードブレス」に大別できる。
まずは、サーバーやドメイン取得といった「初期投資」がいらない無料ブログに挑戦したい。
私は、数ある無料ブログのなかでは「はてなブログ」を進める。
はてなブログはシンプルな構造で、かつ使い勝手が良い。
そして、将来的には、ワードプレスを見据えるために、基本的な操作が、ワードプレスに通じるものがあるので、まずは、ブログの手始めに「はてなブログ」にチャレンジして、ブログの能力(パソコン操作とWEB記事の慣れ)が上がって、ブログの趣味が継続できそうなら、将来のブログでの収益化(アフィリエイト化)を視野に、ワードプレスに移行することがいい。
とにかく、ブログ初心者は、ブログを書くこと、これに尽きる。
ブログ体裁にこだわるのは、書くことが習慣化されたからでいい。
幸い、はてなブログの体裁をコントロールする「ダッシュボード」の基本設計は、ワードブレスと遜色ない。
はてなブログは直感的な操作にブログを編集、公開できるので、記事に専念できる。
個人差があるかもしれないが、私の経験では、はてなブログで、1記事2,000字から3,000字程度のコンテンツを100本は、投稿してもらいたい。
ブログ100本越えができたら、投稿の習慣が身についていることから、はてなブログからワードプレスの移行を考えたほうがいい。
3.本格的にブログに挑戦するならワードプレス
ブログで稼ぎたいと思ったら、「ワードプレス」は限界がある。
また、いつブログ閉鎖になるか、といったリスクも「無料ブログ」には伴う。
そこで、パソコン能力を向上するためにも、将来的には、ワードプレスへの移行を考えた方が良い。
ちなみに、私のブログでは、無料テンプレートを使用している。
サーバーを有償で契約して、独自のドメインを取得。
プラグイン(自分のブログをサーバに紐づけする作業)には、多少、時間と労力がかかった。レイアウトも含めて、ワードプレスの知識に明るいカミさんからアドバイスを受けた。(当初、このブログの管理作業もカミさんがやっていた)
今では、ウインドウズ付属ソフトの「メモ帳」に記事を書き、ブログに使用する画像を選定、投稿までをひととおりこなしている。
ブログのレイアウト、サーバーとのひもづけ、などは、独学では困難なので、プロの人やパソコン知識に明るい人にサポート(個別相談)を利用した方が、時間と労力の節約になる。記事執筆から投稿までの「ルーティン」を自分でやることで、晴れて、ワードプレスのブログ管理人になれる。
記事を書くライティング・スキルは個人差にもよるが、時折、アクセス数が伸びる記事があるので、自作の記事の検証をして、自分の「強み」や、読者が求めている記事が何なのかを見極めることが大切。
あとは、「はてなブログ」だろうと「ワードプレス」だろうと、ブログを続ける習慣が必要になってくる。
そのためにも、ワードプレスで「自分の顔」となるブログに着手する前に、「はてなブログ」などの無料ブログなので、自分のブログのテーマやコンセプトをはっきりさせてからのほうがよい。
4.ブログ作成で狙うIT系の資格たち
パソコンスキルを「たのしく」学び、将来的には「稼ぐチカラ」を持ちたい。
そんな人には、ブログを開設することをススメたい。
せっかくブログを通して、パソコンスキルを向上させるのなら、それに見合う資格も挑戦してみてはどうだろうか?
おススメする資格は、ウィンドウズのマイクロソフト社が行っている「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」の資格。なかでも「ワード」と「エクセル」の資格は持っていて損はない。
ビジネスのためにMOSを勉強するのは、モチベーションの維持が大変だが、ブログという「自身の軸」を持つことで、単なる仕事の道具としてのパソコンではなく、自分の趣味としてのパソコン活用にまで昇華できる。
資格というのはよくできていて、せっかくパソコンスキルの基礎的なノウハウを学ぶためには、MOS認定制度というのは、良く考えられているものである。
また、いささかマニアックな面は否めないが、ブログの周辺資格として「WEBクリエーター検定」や「WEBライティング能力検定」「WEBライティング技能検定」というものもある。
資格へのチャレンジは、勉強をする上での「馬の鼻先のニンジン」であるので、こうした資格も併せてチャレンジするのも良いかもしれない。
ただし、資格の取得は手段であって目的ではない。
個人的な経験からすれば、まずは無料ブログで、「100記事」をかき上げることが、パソコンスキル(WEBライティングスキル)を身につける最良の手段である。
5.まとめ・パソコンスキルを向上させるためにブログをススメる理由
パソコンに強くなりたいならブログをやろう。
ブログをやりたいけれども、何から手をつけていいのか、わからない人には、
・はてなブログで100記事書いてみよう
・将来的にはワードプレスへ移行を視野に入れよう
・パソコン操作はMOS(ワード、エクセル)で基礎的な能力を取得しよう
こうしたことを実践してみては、いかがだろうか?
パソコンスキルをたのしく学べて、将来的には「稼ぐ」ことも考えてみたい。
そんな人には「ブログ」をはじめることを、強くおススメする。