趣味の英語

【趣味】ビートルズ、ストーンズ、そしてオアシス ― 英語が教えてくれた人生の3章

■ 第1章 ビートルズ──英語が“文化”になる瞬間私が初めて英語に惹かれたのは、教科書でも試験でもなく、ラジオから流れたビートルズの曲でした。高校時代、授業の一環で聞いた「A Hard Day’s Night」。たしか「完了形」の使い方をわかりやすく伝えてくれる例示だったのかもしれない。その歌詞がわからなくても、なぜか胸の奥に響いた。英語は単なる科目ではなく、「気持ちを伝える言葉」なのだと気づかせてくれた瞬間でした。高校では英語教育の専門家であるT先生と出会い、「英語を“生きた言葉”として楽しむ」姿勢を学びました。いまも時折、先生とはメールやLINEでやり取りをしています。この“ビートルズの時代”が、私にとっての英語人生の原点です。■ 第2章 ローリング・ストーンズ──英語が“旅”になる瞬間社会人になって数十年。仕事に追われる日々のなかでも、音楽と英語だけは手放しませんでした。そしてある年、思い切って単身シアトルへ。目的はただ一つ──ローリング・ストーンズのライブを観るためです。空港、ホテル、現地のショップ、ライブ会場。そのすべてで、私の英語は“通じた”。拙くても、相手が笑って返してく...
しごとの英語

【しごと】英語資格を長く続けるコツは、“無理しないルーティン”にある

忙しすぎる毎日、それでも英語は続けたい「仕事に、趣味に、家族との時間に……英語の勉強をする余裕なんてない。」多くの社会人が、そう感じていると思います。私も例外ではありません。朝はボーッとしてコーヒーをすすり、夜は一日働いてクタクタ。ようやく迎えた週末は、ロックを聴いたり、スポーツ観戦を楽しんだりと、英語の勉強とは程遠い時間を過ごしています。では、そんな私がどうやって英語資格(英検・TOEICなど)を何年も継続してこられたのか。答えは、**「ルーティン化」**です。努力ではなく、習慣として生活の中に“組み込む”こと。これさえできれば、英語学習は長続きします。始業前の30分が「黄金の時間」私が見つけた最適な学習時間は、出勤前の30分です。少し早めに家を出るだけで、通勤電車も座れるし、頭も冴えてくる。朝の30分は、夜の1時間に匹敵する集中力があります。人間の脳は、朝がいちばんリセットされている状態。仕事のメールも入ってこない時間帯に、英語に向き合うと吸収が違います。私はこの時間を「英語資格の黄金時間」と呼んでいます。朝10分+通勤5分でも続けられるルーティン化の最大のポイントは、「時間を短く...
資格の英語

【英語】TOEIC11年連続チャレンジ。英語チームの刺激に背中を押されて

英語チームの刺激に背中を押されて今週、職場の英語支援チームの総会に参加しました。業務の合間のボランティア的な活動とはいえ、集まったメンバーの志の高さに驚かされました。英語で発表をこなす人、翻訳を学び続ける人、TOEIC900点を目指す人。それぞれが「自分なりの英語」を追いかけている姿に、静かな刺激を受けました。会合を終えたあと、胸の奥に小さな火がともりました。──「自分も、もう一度やってみようかな」と。帰宅後、過去10年間のTOEICスコア表を眺めてみると、去年は無対策で640点、一昨年は745点。点数の上下はあっても、毎年受け続けている自分が少し誇らしく感じました。そして気づけば、TOEIC公式サイトの申込ページを開いていました。申込ボタンをクリックした瞬間、「ああ、今年もこの季節が来たな」と、妙な充実感がこみ上げてきました。これで11年連続のTOEIC受験。年甲斐もなく英語に火がついた夜でした。続けてきた理由と、触発の力TOEICを受け続ける理由を、あらためて言葉にするのは難しい。800点を取りたいからでも、転職のためでもありません。もはや「英語力を測る試験」というより、「学びのリ...
趣味の英語

【趣味】オアシスで学ぶ英語

― 渡英シスから東京ドームへはじめに:ロックと英語のあいだで英語を学び始めたきっかけは、テストや資格のためだった。けれども、いつの間にか「言葉そのもの」に惹かれるようになっていた。そして、その感覚を決定づけたのが、イギリスのロックバンド「オアシス」だった。2025年7月。私はロンドン・ウェンブリーで、再結成したオアシスのライブを体験した。その瞬間、教科書の中の英語が、現実の息づかいを持ちはじめた。観客が大合唱した “Don’t Look Back in Anger” の一節。「怒りにとらわれるな」――まさに、英語が心を揺さぶる瞬間だった。資格のために覚えたフレーズではない。それでも、意味がすっと胸に落ちた。その体験こそ、私にとっての“渡英シス”=英語の再出発だった。ロンドンで見つけた「生きた英語」現地では、日常の会話や街の看板に触れるたび、“英語が文化とともにある”という実感を得た。例えば、地下鉄の案内「Mind the gap(足元に注意)」――単なる注意書きのようでいて、「間(ま)を意識せよ」という、イギリス的な感性を感じた。ホテルの受付で交わす “Cheers!” は、「ありがと...
資格の英語

【英語】35歳限界説のウソ ― 学び直しは何歳からでも遅くない

「35歳で英語はもう無理」って本当?「いい年をして、今さら英語なんて……」そんな声を耳にしたことはありませんか。中高年が英語学習をためらう理由の一つに、「35歳限界説」という俗説があります。つまり「外国語は35歳を過ぎると習得が難しくなる」というものです。確かに、若い頃に比べて記憶のスピードは落ちるかもしれません。しかし、それは「学べない」という意味ではありません。むしろ、大人には経験・目的意識・継続力という大きな武器があります。実際に私は40歳で英語を学び始め、48歳でTOEIC730点を突破しました。病気で人生に悲観していた時期もありましたが、英語を続けることで、人生をもう一度立て直すことができました。「35歳を過ぎたら手遅れ」――これはただの言い訳にすぎません。実力を知ることから始める ― 英検でリハビリ学習英語をやり直すには、まず「自分の現在地」を知ることが大切です。社会人にとって、いきなりTOEICに挑戦するのはリスクがあります。結果が低ければ自己嫌悪に陥り、「やっぱり自分には無理だ」と諦めてしまう人も少なくありません。そこでおすすめなのが英検からの再スタートです。私は最初に...
資格の英語

【英語】TOEIC600点の壁を越えるには?大学生に贈る父の体験談と攻略法

TOEIC600点は大学生にとって就活の重要ライン。父の実体験から、単語・耳慣らし・公式問題集の3本柱で壁を突破する方法を紹介します。
趣味の英語

【英語】学習の到着地

「オジサンが英語をはじめたところで、ブログのネタくらいにしかならない」そんな苦言を呈されたことがある。でも、私には、自信を持って反論できる。「英語のおかげで『ブログのネタ』が書けるなんて、素晴らしいことじゃないか」
コラム

【パソコン】スキルを向上させるにはブログをおススメしたい理由

1.はじめに・パソコンスキルを向上させるにはブログをススメるパソコンは道具にすぎない。大事なことは、パソコンで「何を」やりたいのかである。とりあえず、パソコンスキルを身につけたとして、その先に何がしたいいのかのビジョンを持つこと。もしも「パソコンでやりたいゴール」がわからない人には、ブログをおススメする。ブログをやると、ITリテラシーが上がり、パソコンにも強くなる。たのしくパソコン技能を向上できる。ブログは、「稼ぐチカラ」「共感させるチカラ」「読ませるチカラ」が身につくことができるので、まさに、パソコン技術習得の「その先」がわからない人にとっては、うってつけである。でも、どうやってブログをはじめたらいいか?・初心者は「はてなブログ」で地ならし・本格的に挑戦するなら「ワードプレス」・「MOS」「WEBクリエーター能力試験」の資格チャレンジ以下、この三つのポイントを深堀りしていく。2.ブログ初心者は「はてなブログ」がおススメブログはやりたいけれど、なんとなく面倒くさそう…。そう考えてる人にとっては、まずは「無料ブログ」の代表である「はてなブログ」からはじめることをおススメしたい。なにしろ無...
資格の英語

【英語】アルク通信講座の販売休止から見えてきたこと

・はじめに(アルク通信講座終了は青天の霹靂)私は、アルクのファンである。45歳で「アルクTOEIC L&R 700点完全攻略コース」を皮切りに、「800点」「900点」とステップアップ。肝心のTOEICスコア自体は、自己ベスト760点止まりであるものの、48歳で目標730点以上を獲得したことは「アルク教材のおかげ」と思っている。自分の英語学習ブログでも、事あるごとに「アルク通信講座」を進めてきた。勤務する会社が「アルク講座」の補助金サービス(成績が一定以上であれば、受講料の半分を還付)があったので、「アルク一択」であった。また、アルク教材を使って英語力を爆上げさせた「利用者の声」も参考になった。「英語教材といえばアルクであることが後押しした」というコメントに大いに納得したものである。それなのに、なぜ故、アルク通信講座終了なのか?今回の休止劇から、英語教材との距離の置き方が見えてきたものがある。英語資格学習者の参考になると思われるので、以下、深掘りする。
コラム

【パソコン】48歳の専業主婦が職業訓練でスキルを三カ月で身につけた話

「女房に魚を与えるのではなく、釣り方を学んでもらおう」48歳で専業主婦だったカミさんが、ハロトレでパソコンスキルを学び、3カ月でWEBサイトのスキルをモノにした。今回は、その3カ月の記録である。