(はじめに)嫌になっても英語を続けられる魔法の神器
TOEICのスコアに愕然、またも英検に不合格。
TOEIC600点~800点、英検2級~準1級を目指していた。
けれども、またしても「壁」に阻まれた。
英語とは、金輪際、おさらばしたい…。
そう思うのも無理もないことが多々ある。
けれども、嫌になっても「英語の勉強習慣」はあるはず。
私も、現在は、当面、「英語の資格試験」は受けるつもりはない。
だから、過去問題(摸試)は、やらないでいる。
でも、長年染みついた「英語勉強習慣」の三つは欠かせない。
それは、
・英字新聞
・ラジオ英語
・単熟語帳
の三つである。
これを一日の習慣に取り入れることで、英語の資格挑戦に「前向き」になるまで、待ってみよう。
この三つの「魔法の神器」を使って、英語勉強を紹介したい。
1.英字新聞を活用して英語を学ぼう
読売系の英字新聞「ジャパン・ニュース」を購読しましょう。
コンビニや駅のキヨスク売りでは「継続」しません。
ぜひ、毎朝、自宅まで届けてくれる「定期購読」を選択します。
一面や、各ページの見出しを「ザッピング」しましょう。
ザッピングとは、見出しを追いかけること。
私は、ザッピングをチェックするために、鉛筆で、見出しをチェック。固有名詞(人物・地域名)には、アンダーラインを引いています。
こうすることで、世の中の出来事が無意識にインプットされます。
そして、「ジャパン・タイムズ」より、「ジャパン・ニュース」をススめるキモは、同紙の「社説」にあります。
ありがたいことに、「ジャパン・ニュース」の社説には、日本語と併記されています。
英文社説を「声出し」で読んで、その後、段落ごとに日本語と(自分が認知した)英語の意味を比べることができます。
日本語を併記していることで、わからない単語はカバーできます。
社説面を真ん中で折ることで、英語と日本語が混在することはありません。
毎朝、英字新聞が届いたら、一面や中身の見出しザッピングを終えて、ぜひ「英文社説の音読」を心がけましょう。
これは、試験勉強だけのためではありません。
英語脳を維持する習慣です。
2.ラジオ英語を利用して英語を楽しもう
英字新聞と共に、廉価で習慣化が定着しやすいのが、NHKラジオ英語です。
勉強の壁に当たっている中級者には、おススメです。
英検準1級、TOEIC800点突破を目指す自分は、「ラジオビジネス英語」を聴いています。
難しいと感じたら、「ラジオ英会話」でもいいでしょう。
紙のテキストは毎月購入しましょう。
いまでは、本放送に習慣を合わせなくても、スマホがあれば「聞き逃しサービス」や「ストリーミング放送」があるので、自分の生活リズムに合わせられます。
特に、英字新聞の社説音読は、キッカリと「時間どおり」にはいかないため(話題によって、自分の得手不得手や、わかりやすいニュースとなじみの薄いニュースのギャップがあるので)英字新聞をやり終えて、ひと息ついたら、耳から入る「ラジオ英語」に挑戦しましょう。
15分間です。(前後の準備を入れて20分間)
私のリズムは、英字新聞の社説音読(標準で1日2本)が、20分で終えるので、ラジオ英語も20分とします。
英字新聞で「英語脳のアイドリング」が出来ているので、毎朝のラジオ英語で勉強する習慣では「眠い」とか「つらい」という経験がほとんどありません。
3.単語帳を使って英語の語彙を増やそう
鋭意新聞社説の音読、ラジオ英語によるヒアリング、残るは、英単語力を増やすこと。
ボキャブラリーの向上が重要です。
毎朝の「英語勉強時間」を1時間と仮定すると、残りの20分を「単熟語」に充てましょう。
TOEIC受験者なら「金のフレーズ」、英検受験者なら「でる順パス単」がおススメですが、私は、TOEICと英検の「二刀流」なので、汎用性の高い「パス単」を取り入れています。
パス単の何がいいかといえば、ハンディサイズの単語帳をはじめ、実際に書き込めるノ書き覚えノート、理解力の確認ができる「クイックチェック」という、副教材のバリエーションが豊富です。
勉強の軸足は、「書き覚えノート」にしています。
これは、同じ単語を「三回書く」そして、翌日に「確認テスト」をする構成になっています。
ダウンロードした「英語の友」により、パス単を耳で聞きながら書き留める。
次に自分で声を出しをしながら2回目を書き留める。
最後に、右端にある「日本語」を意識しながら「書いてみる」
前日書いた「単語」の確認テストができる。
さらに、ハンディサイズの別冊「クイックチェック」で、ここで単語の確認。
これで、20分が過ぎる。
更に、ハンディタイプの「パス単」を携帯持参することで、通勤時間などのスキマ時間に単熟語を振り返るようにしている。
私は、始業時間の1時間前に「出社」して、朝の英語勉強をしています。
英字新聞とラジオ英語のテキストとパス単を持参。
パス単書き覚えノートとクイックチェックは、会社の机下に保管しています。
(会社の休みの日は、単熟語の書き覚えトレーニングをしないことで、割り切っています)
4.嫌になっても続けられる英語勉強の「魔法の神器」のまとめ
英語の勉強が嫌になっても
・英字新聞
・ラジオ英語
・単熟語帳
この三つを朝の1時間やることで、英語の継続を図っています。
それぞれのボリュームはそうツライものではありません。
資格試験が近づくと、休日は「過去問」や「摸試」にチャレンジします。
毎日、この手の問題集をやると(私の場合)気持ちがショートしてしまいます。
休日は、英字新聞の社説音読に限って、問題集は気が向いたら(英語の勉強ムードが回復したら)取り組むようにしています。
要は、自分の気持ちに逆らわず、勉強が嫌になったら、その自分を受け入れ、それでもなお、少しずつ、継続する習慣を考えてみてはいかがでしょうか。