【貿易実務】通関業者じゃない人が通関士を持つメリット
「通関士でも勉強しようかな…」
石油業界に身を置くMさんがそんなことを口にした。
Mさんは、通関業者でも、ましてや商社や物流業者に勤務しているわけではない。
それでも「通関士」に関心があるのは、仕事柄、原油の輸入に関して、通関業者や税関との接点があるため。つまり社内において「貿易」や「通関」に一目置かれている存在である。
「餅は餅屋」というけれど、貿易立国の日本において、メーカー勤務が通関士にチャレンジするメリットは大いにある。
・メーカーならではの「輸入原料」のコスパ
・メーカーならではの「輸出製品」のストレスフリー
・社内における「貿易エキスパート」のユニークな存在
これらの理由を深堀りして、通関業者・商社・物流会社ではない人にとっての通関士を持つことのメリットを紹介していく。