【資格】TOEIC対策には「マーフィー英文法の赤盤・青盤」が最強である理由

(40代からの“やり直し英語”でTOEIC730点を突破した話)
■ はじめに:40代半ばで“やり直し英語”を決意

40代半ばで再び英語を勉強し始め、気づけば10年以上が経ちました。
途中で「もう英語なんて嫌だ」と投げ出しそうになるときもありましたが、それでも続けられた理由があります。

私の英語に関する小さな誇り。
それは 48歳でTOEIC730点を取得できたこと です。

そして、その転機となったのが――
高校時代の恩師との再会と、先生が手渡してくれた 「マーフィーのケンブリッジ英文法」 でした。


■ ロック英語との出会い:最初のきっかけはビートルズ

私が英語にこだわる理由には、常に洋楽、特に ビートルズ の存在があります。

高校1年生のとき、英語のT先生が出した宿題は「完了形を使った例文」。
そこで私は、ビートルズの A Hard Day’s Night の一節を提出しました。

It’s been a hard day’s night, and I’ve been working like a dog.

翌週、この曲を教材として取り上げてくれたT先生。
これが私にとって、英語の楽しさを初めて実感した瞬間でした。

社会人になって英語から離れた時期もありましたが、ビートルズは常に私のアイデンティティ。
「うえけんさんはビートルズが好きだから、英語もできるはず」
そう思って相談に来る同僚の期待に応えたい。

そこで40代にして再度、英語をやり直すと決意しました。

しかし、独学の限界を感じた私は、直感的に「T先生にヒントがある」と思い、卒業アルバムを頼りに手紙を書きました。
その後、大学准教授になっていたT先生と再会。そこで頂いた教材が――

マーフィーのケンブリッジ英文法(青盤:中級編)

でした。


■ しかし…中級編ではまったく歯が立たなかった

T先生から頂いた青盤(中級編)。
しかし当時の私には難しすぎて太刀打ちできませんでした。

私はそこで思い切って、自腹で「赤盤(初級編)」を購入
この判断が正解でした。

▼ 赤盤で得た気づき

  • 我流で曖昧だった文法知識がみるみる整理された
  • 「できる」が積み重なり、英語へのストレスが消えた
  • 何より、学習が楽しくなった

ビートルズにも「赤盤(前期)」「青盤(後期)」があります。
マーフィー英文法も同じく、色でレベルが分かれているのが象徴的でした。

T先生が最初に青盤をくれたのは、私のプライドを守りつつ、
「最終的に赤盤からやるだろう」 と見抜いていたからだと思います。


■ 48歳でTOEIC730点を達成

40代半ばでTOEIC430点だった私。
50歳までに730点を取ると目標を掲げ、淡々と継続しました。

もちろん順風満帆ではありません。

  • 600点の壁に何度も阻まれた
  • スコアが伸びず落ち込むことも多かった
  • “右肩上がりの成長”とは程遠い

それでも赤盤を終え、再び青盤へ進んだ頃、英語の見え方が明らかに変わりました。
文法の理解が進むと、リーディングもリスニングも自然に楽になっていく。

そして48歳。
目標より2年早く TOEIC730点を突破 できました。


■ まとめ:独学で英語をやるなら「マーフィー英文法」が最強

TOEICと英文法は一見、水と油に見えるかもしれません。

  • ラジオ英語でもいい
  • 英会話教室でもいい

ただし 独学で基礎力を付けるなら、マーフィー英文法の赤盤→青盤が最強 です。

T先生はきっとわかっていたのでしょう。

「うえけんなら、ビートルズと英語を絡めて考えたら絶対にあきらめない」

その確信があったからこそ、中級編をあえて渡し、
自分に必要なレベルに気づくプロセスを託してくれたのだと思います。

ビートルズだって、青盤から聴いて敷居が高ければ赤盤に戻ればいい。
英語も同じです。

赤の時代があって、青の時代がある。
これは英語学習にも、人生にも通じる真理だと感じています。

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