【英語】英検対策に英字新聞ジャパンニュースをおすすめする理由

(はじめに)英字新聞ジャパンニュースをすすめる理由

英字新聞を英語学習に取り入れたい。
そう考える英語学習者が多いと思う。
いざ英字新聞に挑戦しても、なかなか手つかずのまま山積みになり、英語が嫌いになってしまうこともある。
英検やTOEICといった語学資格と英字新聞は別物なので、毒にも薬にもならないから、英字紙の購読はやめておけ、という声も散見される。
私は、英字新聞のおかげで、英検2級、TOEIC730点を突破できたと自負している。 
それは、英字紙の中では、比較的易しい英語で書かれている読売系の「ジャパンニュース」を購読しているからである。
語学資格対策として、ジャパンニュースが良いと思う理由は、
・紙面構成や特集が試験に合っている
・紙媒体が学習効果に向いている
・1日あたり122円とコスパが良い
以下、この三点を深堀りしていきたい。

 1.ジャパンニュースは英語資格試験向きの構成である

新聞のキモは「社説」であると考えている。 
ジャパンニュースが他紙(英字新聞)との大きな違いは、社説が日英対訳で掲載されていることである。
社説は、毎日掲載されているので、どんなに忙しくても、社説だけは、「音読」もしくは「黙読」する時間を設けて取り組んでいく。
ジャパンニュースは、英検の語彙問題、読解問題、英作文問題との相性がいい。
とくに、社説は、はっきりと新聞社の意向や主張を英語を使って述べているので、論理的に英語を考える上で、とても参考になる。
毎日2本の社説(日により1本の場合あり)に取り組むのは、1時間もかからない。
私の場合、毎朝、英字新聞を手にすると、まず社説ページを出して、鉛筆を片手に音読することを日課としている。
日本語訳があるので、ひととおり英語で読み終えると、日本語訳で全体を確認。わかりにくかった英文については、日本語訳で意味を確認sる。
パラグラフ毎に番号を振って、社説を構造で理解する。
ジャパンニュースは、この社説を毎日(毎朝)読むだけでも、英語力が付き、一定量の英語を読みこなせるだけのトレーニングができる。
毎日の英文社説さえ読みこなせる能力があれば、英検やTOEICの長文読解も怖くない。日々の新聞による「英語の免疫力」をつけよう。
社説以外にも、英検対策でいえば、水曜日のサイエンス特集に注目している。
英検の長文では、自然・科学の記事が結構出題される。
自然・科学の分野に苦手な私にとって、とても有益である。
更に、意外と重宝するのが、金曜日に掲載される「人生案内」の英訳版。
人生案内とは、読売新聞の名物コーナーの人生相談。これは、読者の相談に専門家がコメントするという内容であり、英検2級、準1級のリスニング問題との相性がいい。
なぜなら英検のリスニング問題(応答問題)は、人間いろいろ、人生さまざまなシーンが出題されるので、試験対策に役立てることができる。

 2.英字新聞の「紙媒体」へのこだわり

どんなりデジタル化が進もうが、新聞は紙媒体に限る。
これは、新聞愛好家としての私の信念である。
他紙でデジタル版を試してみたが、どうやら、モニター画面や、プリンタで印刷した記事よりも、紙の新聞をバサッと広げて読む方が、頭に入りやすいいと思われる。
私のルーティンは社説の音読を終えると、今度は1面に戻り、そこから、新聞記事の見出しザッピングを行うことである。
英語で書かれた新聞見出しを追いかけて、記事を推測するのである。
もちろん、見出しで気になった記事は、そのまま英語で読み続ける。
ひととおり、見出しを追いかけて、見出しでまったく推測できないニュースは、本記事を読んで理解に努める。
紙の新聞のいいところは、自分に興味がない記事でも、目に飛び込んでくること。
そうしたニュースの出会いこそ、何が出題されるかわからない英検やTOEIC対策に役立つことができる。
また、紙の新聞では、折りたためるので、どこでも運べるし、記事内や余白に鉛筆やマーカーで書き込むことができるので、自分だけの英語学習新聞としてカスタマイズがしやすい。
ジャパンニュースの場合、提携しているワシントンポスト(米)やザ・タイムズ(英)のネイティブ記事を別にすれば、全編にわたり「英語中級学習者」が使用する易しい英語で書かれているので、それが英検2級、準1級学習者にとって、ピッタリなのである。
ジャパンニュースを読む(眺める)ことで、英語を論理的に理解するチカラを見に就くことができる。

 3.ジャパンニュースはコスパが良い

新聞の利点は、定期購読すれば、毎朝、自宅に届くことである。
以前、コンビニやキヨスクに行って、気が向いたときだけ購入する、ということもやったことがあるが、ぜひ、定期購読をおススメしたい。
雨の日も風の日も、自宅に届き、これで一日あたり122円とは、断然コスパが良い。
英語を続けるうえでも、背に腹は代えられない。
定期購読は、安いだけでなく、英字新聞を読むということが「習慣化」され、結果的に、英語学習の継続が図られる。
三日坊主にならないために、あえて定期購読をして、どんなに忙してく手も、「社説」に取り組み、「見出し」を追いかける。
これだけでも十分な英語学習になる。

 4.ジャパンニュースが英語勉強に良い理由のまとめ

英字新聞は、決して高いハードルではない。  
中級レベルの英検やTOEICを目指す人には、ジャパンニュースの購読を勧めたい。
活字離れ、新聞離れが叫ばれる今、逆にこれがチャンスである。
英語学習に決意したならば、時にはスマホを置いて、紙の英字新聞を広げてみればどうだろう…。
英語の勉強が目的のみならず、新聞を読むというのは楽しいものである。
私は、かれこれ10年以上、英字新聞を購読している。
実は、過去2回、新聞購読を止めたことがある。
英検準1級になかなか合格することができず、その敗因が「自己流の英字新聞に固執」しているのではないかと思ったからである。 
それでもなお、懲りずに再講読をしている。
自分にとって、英字新聞を読むということは、英語学習の朝活の一環である。
英字新聞ジャパンニュースこそ、最良の英語教材であると考えている。
私の目標は、英検準1級に合格して、自分の英字新聞学習法を確立することである。

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