【FP】2カ月でFP3級に合格する方法

コスパ良しの「お金の資格」
ファイナンシャルプランニング技能士(FP)3級試験に合格しました。
勉強を始めたのが7月4日(テキスト購入がその前日)、試験日が9月11日だったので、約2カ月の独学勉強で、合格したことになります。
これまでの資格の中では、効率よく学べて、マネーリテラシーを上がる非常に良い資格だと思います。
ここでは、私が行った「2カ月間」の取組みを紹介していきます。
FP3級の試験に興味がある方には、ぜひ参考にしてください。

1.合格までの道のり
7月3日、貿易実務C級試験終了を機に、新たな資格にチャレンジを決意。
人気動画「両学長のリベ大」に触発され、FP3級を決意。この時の動画では、お金に強くなる手軽な資格として「FP3級」と「日商簿記3級」を取り上げていた。すでに日商簿記3級は、20年前に合格しているので、せっかくならFPも挑戦しようとする気になった。
さらに動機としてもうひとつ、パートナーの求職(職業訓練)のパンフを見た。
当初は、自分に明るい「貿易ビジネス実務」の項目をみていたところ、その下欄には「宅建・不動産ビジネス」なる文言が…。
「そういえば、20年前に宅建士に合格したなぁ」
興味深く、その記述を読んでみたら、「宅建士」ともに「FP3級」が宅建・不動産科目の目標資格として挙げられていた。
特に不動産業に関わっているわけではないけれども、すでに宅建士に合格している実績がある私にとって、FP3級という資格が気になりだした。
さっそく本屋へ行き、TAC出版の「FP3級の教科書」と「FP3級の問題集」を購入。
7月4日から、毎日、1日1課をやりきることを目標として、朝活朝勉が始まった。
具体的な勉強方法としては、まず「FPの教科書」で、1課を通し読みして漠然と理解。問題集で「教科書」に対応した項目の確認テストを行う。
間違えたところは、再度、「教科書」に立ち戻り、復讐。
これを繰り返した。
FPの教科書はフルカラーでとてもわかりやすい。
ちょうど1日1課をやりきるボリュームで構成され(金融保険など、課目によっては、とても1日でややりきれないメニューもあるが…)学習のメリハリがつけやすい。
8月中旬、いよいよ本番試験1カ月前には、教科書、問題集の他に、TAC出版の「あてる直前予想摸試FP3級」を購入、休日などを利用して「フル摸試」を行う。
ここでの自己採点が60点前後だったことを踏まえ、9月のFP3級に向けての「合格」が見えてきたことから、毎朝の「教科書」「問題集」を軸足にした学習にも、がぜんチカラが入った。

2.人生をFPにコミットする
FP試験は、非常に身近な試験である。
机上の勉強もさることながら、これまで生きてきた経験や見識がとても役立つ。
なかでも、「ふるさと納税」とか「医療費控除」、「住宅ローン減税」など、確定申告に関わってきたことは、そもそもマネー・リテラシシーに強い生活をしていたと、FP学習を振り返って、思うことがあった。
実際に「確定申告」に関わったり、勤め人なので「源泉徴収」をされたりして、自分の給与とか税金とかに無関心な人がいれば、FP受験を機に、改めてみよう。
まずは、毎月支払われる給料明細が最高のFP学習の実践的な教材になる。
自分に支払われてる給料、そこから引かれている税金や社会保険料、こうした数字には、必ず「引かれるための根拠」となる決まりがある。
給料明細とにらめっこして、引かれている金額に明るくなろう。
税金、保険、年金などは、面倒くさいけれど、FP学習にとっては、大事な材料である。いままで「見て見ぬふり」をしていたこうした項目は、勉強だと思って、フルコミットしてみよう。
私自身、宅建士にすでに合格してことから、FP出題範囲の「不動産」「相続」の問題に関しては、ゼロからのスタートの人よりは、アドバンテージがあった。 
いかんせん20年以上も前の宅建受験(合格)だったので、古い記憶を頼りに、イメージ化を図った。
奇しくも、ここ数年、親戚の相続に立ち会うことになり、相続のしくみを理解できた。あの時、あの叔母さんが言っていたのは、こういうことだったのか?(暦年贈与の話)なのかとか合点がいった。
土地建物の登記がFPの出題にあるので、実際に実家の登記を法務局に出向いて取り寄せたこともあった。表向きは資格勉強であもあるが、実家の財政事業をざっくりと知ることもにもなり、まさに、「災い転じて福」という構図であった。
(FP勉強が、親子のキヅナを深まることになり、思わぬ副産物を生みだした…)

3.まとめ(数字に強くなろう)
FP3級と日商簿記3級。
これは、社会人にとって、超おススメの資格である。
なにしろ数字に強くなれる。
ここでいう数字とは「お金」と同義である。
だれだって「お金」は欲しいと思う。
ただし、お金にまつわるスタンダードな資格は意外と少ない。
住宅、教育、老後など、お金にまつわる悩みは尽きない。
FP3級を学ぶことによって、こうした不安は少しでも払拭できる。
それあdけでもFPの勉強はムダではなかった。
独学、しかも2カ月間の勉強で合格できる。
FP3級は、私にとってお金に関する最低限の知識を得ることができた。
それだけでも、おトクな資格として間違いない。
ぜひ、チャレンジしてください。

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