年に一度のTOEIC受験が近づいている。
このところ、軸足を英検対策に置いていたので、久しぶりのTOEIC。
自己ベストが760点なので、ぜひとも800点を目指したい。
なぜ800点なのか。
・会社にアピールできる
・履歴書に書ける
・TOEICという名のゲームにハマる
こうした理由から、私は、今回もTOEICに挑戦する。
1.会社にアピール
私の勤めている会社には、英語チームというものがある。
一応、人事課からの推薦のある「通訳員」(一軍)と、本人の希望による「支援員」(二軍)の二層化のフレームである。
長年、二軍の私。当然、一軍に這い上がりたいのは、英語学習者としては、当然のなりゆきだろう。
どうしたら一軍(通訳員)になれるのだろう。
いつぞやは事務局に直談判したが、「通訳員になるのは人事課マターなので」と一下痢された。
人事は何を見ているのだろうか?
てっとり早く英語力を見極めるのは、やはり資格だろう。
730点の壁を破っていも「一軍」には上がれなかった。
だったら、800点の壁を破るしかない。
英語学習者をアスリートとして例えるのなら、やはり、「一軍入り」したいと思うだろう。通訳員と支援員では「格」が異なる。
いつまでも「格下」の支援員に甘んじてはならない。
また、会社の語学研修の話はどうだろう。
毎年、TOEICスコアを少しずつ伸ばすことで、「コイツは英語にヤル気がある」と認められて、晴れて研修の道へ推薦があるかもしれない。
そんなわけで、ぜひ800点突破は悲願である。
人事は、何点のスコアを持って、「通訳員」と「支援員」を分けているのかわからない。けれども、TOEICや英検で、より一層のスコアアップをするべきだ。
2.履歴書に書ける
TOEIC800点ともなれば、履歴書に書いても恥ずかしくないスコアである。
つまり、英語を強みとしてアピールできるスコアである。
これは、就職や転職に有利と考えていい。
英語が強味だと言えること、それがTOEIC800点である。
TOEICには「800点の壁」というものが存在する。
とりあえず、800点獲得するまでは、ひたすらスコアアップに向けて対策を講じるべきだということである。
英検準1級、TOEIC800点は、英語中級から上級者へステップアップする資格である。
自己ベスト760点の私にとっては、800点は、現実的な目標設定である。
何をもって「英語ができます」とアピールできるのか?
TOEIC800点ならば、少なくても、英語に無縁の人たちからみれば、十分に英語ができると認知される人と思われることだろう。
独学(教材と問題集)で挑戦する最高峰の英語スコア。
それが800点である。
3.TOEICゲームにハマる
TOEICテストは、実際に面白い。
これは英検と違って、「合否」に関係なく、スコアで英語力を換算されることにある。(これについては、賛否分れるところ…)
スコアが出るので、目の前にある「壁」をぶち破りたいのが人間の本性。
特に「800点の壁」を乗り越えられない人は、700点台クラスの人たちだろう。このレベルが、一番、英語の勉強、特にTOEIC対策が楽しいだろう。
実際、英検対策ばかりやって、TOEICトレーニングは遠ざかっていた私が、久しぶりにTOEIC公式問題集にチャレンジしたが、やり終えた感想は「楽しい」のひと言に尽きる。
英検に比べて、すべてマークシートなので、中毒性・ゲーム性が高い。
出題傾向もパターン化されているもについては、「TOEICあるある問題」として思わずニンマリ。パターンから外れた「変化球問題」も、「なるほど、そう来たか…」と、出題を楽しめる余裕があるのが、800点を目指す者のレベルである。
実際、700点台達成者が800点を狙う場合、試験に全く歯が立たないというレベルではない。リスニングは難解も聞けば理解できるし、リーディングも時間に余裕があれば、ほぼ正解できるレベルにある。要するに、実力はあるので、あとはスピード感とテクニックを磨けばいいことになる。
400点台の時に感じたTOEICへの「脱力感」や「無力感」はないはずである。
むしろ、TOEICというゲームが楽しくて仕方がないレベルが800点。
だからこそ、このゲームには「勝利」しよう。
それが、TOEIC800点スコアである。
4.まとめ(本番が待ち遠しい)
TOEIC試験は楽しいもの。
これは、ここ数年、英検試験ばかり受けてきた私にとっての正直な感想である。
TOEICの魅力を再認識できたのは、英検対策のおかげである。
英検漬けだった私、久々に新刊のTOEIC公式問題集を実践したところ、「TOEICってこんなに楽しかったっけ?」というのが、やり終えた正直な感想である。
ビジネスの発注とかチャット問題とか、社会人であれば、状況がつかめる問題が多数あるし、相変わらずTOEICらしい問題(機器が壊れたり、スケジュールが変更されたり)に思わずニンマリとしてしまう。
一度しかない人生、楽しんだもの勝ちである。
TOEICテストは、苦しいものではなく、楽しいものである。
今からTOEICテスト本番が待ち遠しい…。