【TOEIC】50代からの英語

英語をはじめるのに遅いということはありません
「50歳を過ぎて、今さら英語なんて…」
そう考える人も多いと思います。
けれども、50代といえば、社会人になって30年が過ぎたころ。
腰を入れて勉強するには、ベストのタイミングです。
人生100年(平均寿命から換算すると80年)
明るく楽しい老後生活を送るためにも、語学勉強のラストチャンスともいうべき英語の勉強を始めましょう。
ただ、やみくもにやるのではなく、具体的な目標を持ちましょう。
そこで、TOEICテストです。
TOEICテストは、英検と違って「合否」による判定はありません。
統計的に処理された「不変指標によるスコア」が算出されます。
だから、ロールプレイゲームのような感覚で、取り組むことができます。
さあ、50代からでもTOEICをはじめて遅くはありません。 
最低でも600点、できれば730点を目指しましょう。

1.語学35歳限界説のウソ
年齢による、能力の衰えは確かにあります。
巷では、「語学35歳限界説」というのがあるそうです。
つまり、英語をはじめるなら「35歳まで」それ以上の年齢になっても効果が上がらないので、時間のムダ。英語をはじめるくらいなら、もっと違うこと(自分の好きなことや楽しいこと)に時間を費やせ、という考えがあります。
けれども、この「35歳限界説」は、どうも、英語をやらない人にとっての「言い訳」として、歓迎されているようです。
英語の必要性を感じつつ、もう年だからといって、手を付けないのは、実にもったいない。
さらに、この「35歳限界説」は、どうも根拠がないらしい。
35歳を過ぎれば、記憶力は衰えますが、社会人にとっての「経験値」の蓄積が半端ない。だから、言葉でいうと「ずる賢く」なります。
記憶力の低下に反し、経験値の蓄積で、収支トントンではないでしょうか。
なぜ「35歳限界説」がウソだと言い切れるのでしょうか。
それは、私が45歳でTOEICを始めたからです。
40代当初のTOEICスコアは430点でした。
それからTOEIC漬けの40代後半がはじまります。
私の英語モチベーションのひとつに「語学35歳限界説のウソを身をもって見抜く」ということでした。600点突破を目指していましたが、45歳で受けたスコアが595点。これは、悔しかったです。その後、600点の壁に阻まれ、一進一退が続き、48歳の時、740点を獲得。600点の壁はおろか、730点の壁も突破しました。
このスコアと比例して、職場でも「英語のことで頼られる存在」になりつつありました。英語を向上させることで、信頼感か生まれる。努力をした分、報われるという実体験を得ることができました。
何がいいたいかと言えば、40代でTOEICをはじめて、50代までに730点を突破することができました。私に関していえば、「語学35歳限界説」ということは当てはまりませんでした。つまり、私がそうだったので、他の人だって、それは「ありえること」なのです。
「35歳限界説」がはびこる理由は、実は、それが「英語の勉強をしない」とする言い訳や方便に重宝する、ということでした。
だから、40代、50代でも「英語への挑戦」は、決して遅くはありません。
私は、52歳になりましたが、今でもTOEICにチャレンジして、第三の壁「860点」突破を目指して、テストを受け続けています。

2.長生きリスクに備える
私が50代でも英語(TOEIC)の勉強をススめる理由は、英語ができる人になり、明るく楽しい人生を送るためということがあります。
また、今までは「英語ができれば得」ということでしたが、グローバル化が進んだ現在や未来では、「英語がでいなければ損」という事態になってきました。
つまり、英語ができないことが、(日本人にとっての)リスクとなってきたのです。
リスクを回避するために、「英語を学ぶ」というのもいいかもしれません。
英語の勉強は「自己投資」。投資先は自分なので、努力次第でなんとでもなります。
具体的なリスクとは、英語ができないことで、「職(再就職)にあぶれてしまう」ということです。逆の意味では、英語ができれば、仕事探しの選択肢は広がります。
もちろんTOEICのスコアさえ良ければ、「引く手あまた」というわけにはいきませんが、自分の本来持っている技能に「英語力」がつけば、鬼に金棒です。
寿命も延びて「長生きするリスク」が増えてきました。
再就職の武器としての「英語力」はもちろん、物価の安い新興国への移住など、生存としての「英語力」も、これからの時代は必須になってくるのではないでしょうか。
また、カントリーリスクに備えるということもあります。
あまり考えたくありませんが、財政破綻による国家滅亡、軍事強国に責められて海外避難といった話も、あながち「フィクションだけの世界」とは言い切れません。
実際に、ウクライナの人の中には「こんなことになるなら、英語をもっと勉強しておけばよかった」と後悔している方が一定数いるそうです。
いままでは、どちらからといえば「キャリアアップのための英語」でしたが、これからは、スキル向上に加えて、「リスク回避」「生存(サバイバル)」のため、ライフジャケットとしての英語力が必要なのかもしれません。

3.まとめ(今からTOEIC)
50代でもTOEIC対策は遅くはありません。
若い頃と違って、社会人としての「経験値」があります。
また、ベテラン世代に取り入れてもらいたいのが、「朝の勉強」です。
私の実体験では、40歳を過ぎたあたりから「早起き」が苦にならなくなりました。
夜型勉強を「朝型」にシフトしてから、TOEICスコアも面白いように伸びました。
亀の甲より年の功です。
50代こそ、やり直し英語には、うってつけの世代。
TOEICを通じて「英語力の見える化」をつけ、明るい未来を築きましょう。

タイトルとURLをコピーしました