【英語】TOEIC受験を年中行事にしよう

勉強継続のコツは習慣化にあり。
今年も、サッカーちばぎんカップが開催された。
ジェフのファンである私は、毎年「ちばぎんカップ」の開催にワクワクしている。
すでに体内暦は、2月となれば「ちばぎんカップ」となっている。
好きとか嫌いとかではなく、年中行事になっている。
ひるがえってTOEICである。
私は、11月のTOEIC受験を10年以上続けている。
これは、翌年の1月早々に、職場での進路調査があり、そこにTOEICをスコア書く欄がある。だから12月までには、「最新スコア」を知りたいので、逆算して、11月のTOEIC受験をここ10年来、継続している。

1.勉強は「年中行事」
10年もTOEICを続けているとスコアのデータ推移がわかる。
なにしろ、好きとか嫌いとかのレベルではなく、「11月はTOEIC受験」という、自分の中に「暦」を作っているので、だいたい願書を準備する9月くらいから、本格的に公式問題集にチャレンジするし、11月の「本番」に向けて、毎朝の英語トレーニングは欠かせない。
勉強の習慣化ができない人には、ぜひ「英語資格の年中行事化」をおススメしたい。
私の場合、11月にはTOEIC本番なので、半年前の5月には英検をチャレンジしている。
5月に英検、11月にTOIECという「年間スケジュール」を組み込んでいるので、これに向けて、朝の時間は勉強の習慣化をしている。
英検にもTOEICにも対応できるよう、汎用的な勉強、語い練習、英字新聞の社説音読、そしてラジオビジネス英語の活用。
5月の英検に向けて「パス単書き覚えノート」で、語いのトレーニング。
11月のTOEICに向けて「金フレ」や「でる文法1000」を使った練習。
なにしろ5月には英検、11月にはTOEICというバランスで、一年中、英語漬けのルーティンが確立している。
10年間もよく続いている…、そんな調子ではない。
11月がTOEICの受験月。ただそれを決めて自分にアポを入れているだけである。
2月になったら、サッカーちばぎんカップ。
6月になったら、プロ野球交流戦。
8月になったら、ロックフェスの「サマーソニック」。
そんな感じで、5月には「英検」、11月には「TOEIC」と、受験の年中行事化をしているので、「ヤル気」とか「モチベーション」とか、そういう精神論以外のところで、英語の継続性を確立している。
いうなれば、TOEICも英検も「年中行事(イベント)」である。
クリスマス・プレゼントや正月の年賀状に近い感覚。
年間スケジュールに英検とTOEICを組み込んでいるので、日々の勉強は、それに向かって、コツコツとやるだけ。
むしろ毎朝、地道な英語の勉強は、年1回の本番試験に向けての準備である。
英語学習者にとって「TOEIC」と「英検」は、勉強の成果を試す「ハイライト」といえそうだ。

2.受験という祝祭
TOEICにせよ英検にせよ、受験日は、さながら「お祭り」である。
祭りといえば「終わり」がない。
無事に開催が終了すれば、また来年、やってくる。
勉強は一生続くものだから、私のような英語中級者にとっては「ゴール」という感覚がない。一応、TOEICなら800点、英検なら準1級合格を目標としている。
それを達成できたとしても、TOEIC900点、英検1級という、新たなステージが待っている。むしろスコアや階級よりも「スケジュール」に重きを置いている。
5月に英検試験を受ける。
11月にTOEIC試験を受ける。
だから、それに向けて、毎朝、準備をする。
ただ、それだけである。
何のために勉強するのか、といった、根源的な「問い」が生まれにくいので、ヤル気がでいないとか、勉強をサボるとか、そういう概念が無いのである。
年に1度の「祝祭」のために、日頃から準備をしておく。
ただそれだけである。
もしも勉強したいけれど、続けられない、という人がいれば、ぜひとも、英語の資格試験を「年中行事」として割り切って、早い段階で自分のスケジュールにアポを入れておくことをおススメしたい。
そして、試験の目標スコアから逆算して、毎日(私の場合、毎朝)、何ができるかを考えて、なるべく時間も労力も金銭的にも負担のかからず、継続できる仕組みを作ってもらいたい。

3.具体的な勉強法
英語の勉強に際して、意識しているのは「三つの時間」である。
・机に向かう「朝の1時間」
・移動中、待機中の「すきま時間」
・がっつり摸試をやる「休日の2時間」
この時間さえ確保できれば、習慣化は難しくない。
次に何をやるかについて。
・語い練習(パス単書き覚えノート、金のフレーズなど)
・英字新聞(ジャパンニュースの社説音読)
・ラジオ英語(NHKラジオビジネス英語)
リーズナブルでありながら、継続性に富むこれらの教材を軸に、独学で勉強することによって、「広く安く長く」勉強できる。
5月に英検、11月にTOEICを控えている私は、1年の前半(5月の英検本番まで)を「英検対策中心」、1年の後半(11月のTOEIC本番まで)を「TOEIC対策中心」の「語い」と「摸試」を行っている。
英字新聞とラジオ英語については、汎用性が高いので、どちらも一年中継続している。
汎用性が高いというのは、英検にせよTOEICにせよ、どちらとも対応が可能である、英語能力向上のための基礎トレーニングといところである。

4.まとめ
TOEICや英検といった「英語資格の勉強」を年間スケジュールに組み入れよう。
得にTOEICは、英語能力がビビットに数値化されて結果がでてくるので、自分の英語力の推移検証にうってつけである。
英語の勉強を続けたいという人ならば、最低でも年1回は、TOEICを受験しよう。
自分の年中行事としてアポを取り、特定月を決める。
最低でも10年間は続けてみよう。
TOEICや英検を「英語の歳時記」として、楽しもう。

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