【英語】家勉・カフェ勉・職場勉

英語の勉強は、どこでやったらいいか?
悩んだら、汎用性・普遍性・廉価性を基準にすればいい。
通勤時間や待機時間などの「スキマ時間」に勉強をすすめる啓発本が多い。
私の場合、長距離通勤であるが、電車の中では「休息時間」、自分を整える時間として、あえて勉強から離れて、居眠りやボーッとして過ごすこととしている。
英検にせよTOEICにせよ、本番は、2時間、机に座ってがっつり勉強するので、やはり、普段の勉強の習慣化も「机に座ること」を主軸に置きたい。
・自宅で勉強(家勉)
・カフェや図書館で勉強(カフェ勉)
・職場で勉強(職場勉)
どれもメリット・デメリットがある。
結論からいえば、やはり、どこかひとつに決めつけず、納得のいくまで、いろいろ試した方がいい。
以下、これら三つの「どこ勉」を考察していきたい。

1。家勉こそ王道
「勉強とは家でやるもの」
やはり「あたりまえ」のことこそ勉強の王道である。
家で勉強ができない要因は「同居家族の存在」と「ゲーム・テレビの誘惑」のふたつ。
でも、あえて厳しいことをいえば、家勉できないのは、勉強しない言い訳である。
近くの図書館やカフェ、コワーキングスペースや個室ブースなど、あくまでも、こうした施設は「二次的」な利用に留めておいた方がいい。
私は、自宅での勉強は苦にならない。
受験生の娘が、一時期、自宅で勉強がしにくいと言って、カフェ勉、ファミ勉(ファミレスで勉強)など、目新しさを探したものの、最近では、結局、自宅に落ち着いた。
自宅での勉強習慣のコツは、勉強の時間帯と整理整頓にある。
早朝は、同居家族が寝ているので、勉強にはうってつけの時間である。
それに、自宅で勉強習慣のコツは「整理整頓」にある。
まずは勉強するに際して、机上や身の回りのモノを片付けること。
そこで誘惑を断ち切り、勉強に集中できる環境を整えること。
テレビやゲームがあるので勉強ができない、というのは論外である。
テレビやゲームの「誘惑」に負けて、勉強をしないのであれば、いっそ勉強はしなくていい。それは、アナタ自身が、勉強を望んでいない証拠である。
勉強よりもテレビやゲームをしたいのなら、それがアナタの望んでいることなので、もはや英検やTOEIC試験に「勝つ」ことは、心の中では、望んでいない証拠である。
そんな気持ちで、カタチだけ勉強にこだわっても時間のムダである。
家で勉強できないのなら、どうやったらできるかをとことんこだわってみよう。

2.カフェ勉の極意
朝の一時間は、職場近くのカフェに立ち寄り、勉強する。
なじみの店員にあいさつして「いつものコーヒー」をオーダー。
そして、始業時間までの1時間を、たっぷり勉強時間にあてる。
それこそ朝の至福のひとときである。
だたし、いくつかのデメリットがある。
まず、朝早くから営業していないことにある。
朝勉朝活をメインとしている私にとって、朝7時開店でも遅いくらさいである。
次に、コーヒー1杯で「居座る」ことは、良いことなのかどうか?
そもそもカフェは、勉強する場所ではないし、混みあってきたら、他のお客さんに申し訳ない。
あと、私自身は、自宅で朝食を済ませてからカフェ勉をしていたクチであるので、トーストやサラダなどのサイドメニューは頼まない。
朝食をカフェで済ませる客も多く、トーストやホットドックの「匂い」に過敏になってしまうことがある。
さらに「自宅」や「職場」に比較して、カフェは「お金」がかかる。
1杯のコーヒーでも、毎日の出費となれば、チリも積もれば山となる。
ただし、自宅、職場に代わる「第三の居場所」(サード・プレイス)は、持っていた方が良い。
気持ちの中に余裕が生まれる。
たとえば、週初めの月曜日とか、週末の金曜日とか「モチベーションアップ」とか「ご褒美」で、カフェ勉という選択も大いにアリ。
勉強することが、その店にとって「迷惑」でないかどうか見定めよう。

3.職場勉という選択
職場近くの「カフェ勉」をしばらく続けていた私。
あるとき、それならばいっそ、早く出勤して「職場で勉強すればいいのでは?」という考えが浮かんだ。
「職場勉」の考えに至らなかった理由は、会社事務所に入居する手続き(時間外入室)が面倒臭そうだったから…。
カギを保管・携帯したり、警備会社のセキュリティを解除したりと「めんどうな手続き」が多くて、早朝出社を拒む理由だった。
でも、面倒くさがってはいけないのである。
私が入室手続きをしなくても、誰かがやっていること。
人間のやることに「難しい」とか「煩雑」というわけがない。
いったん手続きを推してもらい、自分でやる「習慣化」を身に着ければいいこと。
これは、毎日の勉強に通じるものがある。
ポットに自分でお湯を沸かす。
パソコンやOA機器の電源を立ち上げる。
こうしたことをこなすことによって、始業時間よりも1時間早く出勤することで、心に余裕が生まれる。
あとは、始業時間まで、存分に「勉強」すればいい。
文具、インターネット環境、コピー機なども揃っている。
いったん慣れてしまえば、入出手続きの煩雑さ以上のメリットがある。
また、カフェに立ち寄るのにくらべ、職場で勉強すれば、通勤時間は実質ゼロ。
同僚に勉強している姿を見られるのが恥ずかしい…。
そんな感想を漏らすこともあるかもしれない。
そもそも勉強は恥ずべき事ではないし、周囲の視線を気にするのなら、それは「カフェ勉」と同じ。問題なのは、他人がとやかくいうことではなく、自分自身がどう考えるかである。

4.まとめ
「家勉、カフェ勉、職場勉」
いずれもデメリットの場合、勉強しない言い訳に起因することが多いようである。
むしろ、勉強する環境は、どれかひとつに決めつけず、気の向くまま、いろいろ試してみよう。もちろん、見直すことだって必要である。
勉強の習慣化を根付かせるためにはどうしたらいいか?
大切なのは、どの場所で「どんな勉強をすればいいのか」を考え抜くこと。
そして、勉強しない言い訳をせず、前向きな気持ちで、自分の最適化を図ろう。

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