【英検】英字新聞・社説音読のススメ

社説音読に回帰
「好きこそモノの上手なり」
なんのために英語の勉強をするのか?
どうして英検準1級に合格したいのか?
改めて考えてみた。
この3カ月間、英字新聞を止めてみた。
そしてわかったことは、自分は英字新聞が好きなことである。
せっかく新聞を英語で読みたいという内なる欲求があるのに、「資格対策」として、それを封印したことは実にもったいないことだ。
現在、私は、英検ドリルを離れて、ビートルズ写経(ビートルズの歌詞を書き写すこと)と英字新聞ジャパンニュースの社説音読を毎朝、行っている。
実は、英検やTOEIC対策には「遠回り」かもしれない。
けれども、「英語を親しむ」「楽しく学ぶ」という点では決して無駄ではない。
特に、英字新聞ジャパンニュースは、一度離れてみてわかったことがいくつもある。
ここでは、それについてまとめて、更に、効果的な学習法を述べていきたい。

 1.毎日の英語習慣
英字新聞を購読することは、毎朝、英語に触れるということである。
社説の音読をやると決めたら、毎日(毎朝)こなしていかないと、新聞はたまる一方である。でも、いったん習慣がつくと、それがルーティンとなる。
毎朝、システマチックに英語モードにスイッチできる。
英字新聞を止めていた時期は、「天声人語」の英語版を書籍で購入し、毎朝1本の記事を音読していたが、書籍のため、「やらなくても、次々に滞留する」ということがないので、自分に甘くなる。
更にコラムにせよ、社説にせよ、記事は鮮度が命である。
もう何カ月の前の出来事を、名物コラムとして触れたところで、やはり読み手のワクワク感が異なる。天声人語書籍の次ページをめくるよりも、毎朝、配達される英字新聞の社説に触れるとでは、ワクワク感、臨場感が違う。
英語を学習する上では、結構、こういった内なる欲求が大切である。
書籍化コラム(英文天声人語)では、「勉強のための英語」になってしまい、毎朝の英字新聞社説のように「読みたいから読む」というのでは、その根底が異なる。
やはり、正直に自分のやりたい方を選べばいいし、それは、コスパでは測れない。
英字新聞を購読することは、新聞コラムの英文書籍を買うことより、はるかにコストがかかるが、やはり英語には、金を惜しんではならないし、どうせ時間とお金がかかるのならば、ワクワク感がある方を選びたい。

 2.楽しく学ぶ英語
英字新聞を読むことは、楽しい。
私は、せっかく毎日購読しているので、身銭の「モト」をとるために、真っ先に社説を開き、音読をはじめる。 
ジャパンニュースは、平準な英語で書かれて、さほど難解ではない。
英字新聞は敷居が高いというけれども、それは、外国の新聞のことで、特に、ジャパンニュースの社説は、それほど難解というほどではない。中級レベル(英検準1級やTOEIC800点を目指すレベル)の学習者にとっては、ちょうどいいレベルである。
そして、ジャパンニュースには、日本語原文が併記されているので、私の場合、いったん英文社説を読み、次にセンテンス毎に日本語をチェックし、最後に、改めて英文音読を「おさらい」で読むことにしている。
社説は、普通、2本掲載しているので、これで30分くらい擁す。
さらに、英字新聞は「キモ」となる社説ばかりではない。一面記事、わかりにくい事件や相関関係を「チャート(図表)」で表している。英字新聞掲載のチャート図は、職場のプレゼンなどのレイアウト見本になる。
英字新聞の見出しを俯瞰して読むことで、世の中のことへの理解が深まる。 
当然、社説以外にも「気になる記事」があれば、英文本文を読み解くことも大事である。こうしたことは、新聞、特に紙の新聞では、大事なことで、ニュースを新聞から拾う新聞好きにとっては、珠ならない朝の習慣である。
要するに、日本語の新聞を読むことが好きなので、それを英語に切り替えても、モチベーションが持続される。元来、勉強のための英語、ではなくて、娯楽のための英語になるために、継続して、結果として「英語に親しむ」ということが継続される。

3.英検対策
英字新聞を読んでも英検やTOEIC対策の即効性はない。
ただし、英検の場合は、「ボキャブラリー」がモノをいうので、社説に出てくる「知らない英単語」を学ぶことで、語彙問題の対策になる。
TOIEC試験も、「新聞記事」というフォーマットが出てくるものの、あまり、語彙を問われることがない。広くまんべんなく語彙の知識を広げる面では、むしろ英字新聞は、英検対策にうってつけである。
また、社説を辛抱強く英語で読みこなすことは、英検にせよ、TOEICにせよ、読解問題に効果的になる。英語で英文を読み解くという読解力が身に付く。
試験対策に「過去問題」ばかりやっていても、ビビットな語彙力や読解力がなかなか身に付かない。もちろん、「過去問題」や「練習問題ドリル」で、一定の成果をあげる人も多いと思う。
しかしながら、私のような「趣味でやる英語学習」のスタンスにとっては、一見、試験対策には無駄と思える、英字新聞の社説音読が、結構、有益な学習方法と言える。
それはやはり「やらされている英語」ではなく、自発的に「やっている英語」の差異ではないだろうか。

4.まとめ
英検には「英字新聞の社説」という出題科目がない。
けれども、何のために英検をやるのか、その原点に立ち戻りたい。
英字誌新聞を読む「かっこいい人間」に憧れていたのではないだろうか?
何事も、楽しんでいるヤツには敵わない。
毎朝、英字新聞の社説に「対面」することが楽しくてしょうがない。
そうなればしめたもの。
英語の勉強は苦役ではなく、娯楽であると思いたい。
英字新聞は、私にとってのエンタメ材料のひとつである。

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