選ばれし者のライセンス
バイク免許と英検2級が私の人生を変えたといっても過言ではない。
どちらの資格も、別に持っていなくても生きてはいける。
けれども、持っていれば「夢が広がる」のも事実である。
実際、中型バイクに乗るのは楽しい。原付とは違い、スピード、ルール、二人乗りなど利用価値が高い。誰もがバイクを乗れるわけではないので、ステータス感がある。
英検2級にしてもそう。ある程度の英語の努力をしないと「英検2級合格」は難しい。
だからこそ、英検2級を取得してから私の人生は好転した。
具体的には、
・異文化を知る
・趣味を広げる
・仕事を愉しむ
という「実益」を育むことができた。
英検2級試験に躊躇している人がいれば、ぜひ、合格したら、どれほど素晴らしい世界が待っているのか、想像してもらいたい。
1.異文化を知る
まず英検2級は、英語力の土台がしっかりしている。
英語は、もはや世界共通語。
世界中のどこへ行っても、どんな人と話しても、とりあえず、日本語よりは使い勝手が良い。
仕事の必要性から学び直した英語であったが、勉強の恩恵を感じたのは、海外旅行であった。英語ができることの恩恵を肌で感じることができたのは、海外旅行であった。
空港での入国審査にはじまり、ホテル滞在、観光地の案内、現地でのショッピングなど、英語ができるようになると、こうも楽しいものかと実感した。
日本語を話す添乗員同行ツアーでは、なにかと制約が多い。
また、私自身は、海外へ行ったら、鉄道事情やプロ・スポーツ観戦、地元の新聞などを愉しみたいので、そうした細かい旅先でのカスタマイズは、団体ツアーでは難しく、また、つたない英語を駆使することで、なんとか現地でやりたいことを実践することができる。
異文化理解としての英語はもうひとつ。
日本にいる外国人(英語を話す人)と知り合いになれることもある。
たとえ、英語が得意でない相手でも、たどたどしい日本語と英語を駆使すれば、どうにか意思疎通ができるものである。
こうした心境の変化は、英検2級合格の自信から生まれたモノである。
2.趣味を広げる
なぜ一流のスポーツプレーヤーに海外を渡る人が多いのか。
それは、日本にとどまるより、世界を知ることにより、自分自身を高められるからである。
英検2級くらいになれば、英語による「趣味の領域」がぐんと広がる。
筆頭といえば、洋画を楽しむことだろう。
さすがに日本語字幕無しで楽しむことは、英検2級をもってしても難しい。
けれども日本語字幕による洋画は、吹き替え版と違って、迫力が違う。
役者さんの発する生の言葉がなんとなくわかるようになるし、字幕の制約(字数制限)から、意味の違い(翻訳の深み)を堪能できる。
さらに、洋楽。定番なのは、ビートルズ、ローリング・ストーンズといった洋楽を楽しむことができる。(蛇足ながら、ビートルズは、20世紀を代表する音楽家として、「音楽史」に名を遺すグループとして間違いない。)カラオケで、レット・イット・ビーやヘイ・ジュードと歌えるようになれば、場を盛り上げること間違いなし。
野球やサッカーなどを取り巻く海外事情にも明るくなるし、英字新聞を読んで、ビビットなビジネスニュースを「英語で読む」ことなどもいいかもしれない。
とにもかくにも、英検2級になれば、「英語の勉強」という苦しさを超えて、「英語を使える楽しさ」が実感できる。
昇進や収入増を目当てに挑戦した英検であったが、趣味が充実することによって、人生そのものが豊かになる。
3.仕事を楽しむ
もちろん社会人の「やり直し英語」として、仕事との距離は外せない。
ビジネスといえば、TOEICばかりが強調させるが、英検も活用次第では、仕事に活かすことができる。
TOEICは、どちらかといえば、テクニックに頼る点がある。
スコア化されるので、人物評価がしやすいものの、せめて、英語にかかわる仕事をするならば、TOEICに合わせて、最低でも「英検2級」は持っておきたい。
なにしろ、英検は、読む(リーデング)、聞く(リスニング)、に加えて、書く(ライティング)、話す(スピーキング)も試験領域があるので、まんべんなく英語力の証明になる。
学生なら英検、社会人ならTOEIC、という暗黙の領域があるのかもしれないが、私がこれまで英語にかかわってきた身からすれば、社会人こそ、英検を受けるべきだと思う。それは、英検が英語力のバランス評価(四技能)に優れているからである。
ビジネスは商談ばかりではない。
外国人とのコミュニケーションをとるには、実は(英検で良く出題される)家族のこととか趣味のことも「会話の潤滑油」として必要性を感じることが多い。
英検2級(可能であれば準1級)に合格してからでもTOEICに転向しても遅くはない。
英語の幅を広げるためにも、英検2級は押さえておきたい。
実は、英語に絡んだ仕事が楽しくなるのは、英検2級に合格してからである。
4.まとめ(英検2級を取ろう)
好きこそモノの上手なり。
苦手意識を持ったり、嫌々勉強をしたりしては、成績もおぼつかない。
ましてや、英語に費やす時間とお金がもったいない。
早く結果を出したくて、TOEICスコアアップテクニックを学ぶのもいいだろう。
でも、「急がば廻れ」と言っておきたい。
社会人にとっての「英検」は、決して遠回りではない。
英語を好きになる人のためのパスポート、それが英検2級である。
「いい歳をして、今さら英検なんて…」
そんな言い訳はやめて、英検にチャレンジしましょう。