英検準1級試験が控えている。
今度こそは合格したい。
英検準1級は、独学でチャレンジしている。過去の試験結果は、いずれも「あと一歩」のところで不合格。今度こそ合格(一次試験突破)をしたいので、これまで私がやってきた勉強法のうち、タメになった学習教材は以下のとおり。
・でる順パス単
・文で覚える単熟語
・DAYLY25日間 集中ゼミ
・英字新聞ジャパン・ニュース
・過去6回全問題集
今回は、これらを使った独学英検トレーニングの5選を具体的に紹介していきたい。
1.でる順パス単(旺文社)
いわゆる「単語帳」の王道にして老舗本である。
他社からも同種の「単熟語本」が出ているが、サイズ、質感、音声連動、副教材など、周辺情報が充実していて他の追随を許さない。
単熟語帳は、日々、携帯して、スキマ時間ができたら、パラパラと目を通すのが効果的であるが、その際、「覚えるべき単語」を学習すべきであって、モノにしている単熟語に時間を割くことはない。
どうしたら、「覚えている言葉」と「覚えていない言葉」を見極めるか。
それには、副教材の「パス単書き覚えノート」を利用しよう。そこでの学習チェックで、「書けない単熟語」があれば、それはまだ血肉化されていない言葉である。
その単語を「パス単」にチェックして、繰り返し学習していこう。
パス単には、こうしたチェック用の「書き覚えノート」が準備されているので、併せて使用した欲しい。
2.文で覚える単熟語(旺文社)
いわゆる「文単」シリーズとして知られる。
一定量の英文を耳から覚える必要がある。
英検試験問題(読解問題)のボリュームで、内容も、自然・環境から社会・ビジネスなど幅広いジャンルが網羅されており、一日一課のペースで、耳で聴き(CD音声付)、声に出して、学習してきましょう。
耳で聴き、シャドーイング(テキストを見ないで聴いたものをそのまま声に出す)、テキスト音読と三要素を繰り返し、単語チェックを含めて、20分くらいでやり遂げることができる。
パス単を使った「単熟語集」だけ繰り返しても、なかなかモチベーションが上がらない、そんな人には本番試験に則した「文単」がうっつけです。
3.DAYLY25日間 集中ゼミ(旺文社)
パス単や文単が「前菜」なら、いよいよメインデッシュが「集中ゼミ」。
これを学習の基軸に据えよう。
英検に出題される「読む」「聞く」「書く」の三要素が、一日30分のやり切りで、ドリル形式で収納されている。
(「話す」については、二次試験からなので、まずは、一次試験突破を目指すため、勉強は割愛しておこう)
集中ゼミのいいところは、「朝勉・朝活」にちょうどいいボリュームが盛り込まれていること。英検試験を控えた人は、朝、1時間早く起きて、「集中ゼミ」にトライしてみよう。
集中ゼミを最後までやりきるためには、習慣化とメリハリをつけること。
平日の朝に行い、休日にはあえて手を出さない、というケジメも、ある意味、継続するための工夫のひとつ。
25日間完成なので、平日だけでも「1カ月」で終わらせる計算になる。
これを3回繰り返せば、3カ月で相当な「英検学習力」がつくはず。
4.ジャパン・ニュース(読売新聞社)
英検準1級を目指すなら英語に親しむことが大切。
だからといって、洋画や洋書といった「エンタメ路線」では、ついつい勉強(英検対策)がおろそかになりがち。
かといって、旺文社の英検シリーズだけでは、息が詰まりそう…。
そんな人には、うってつけなのが、読売新聞社から出ている「ジャパン・ニュース」。とにかくこの新聞に使われている英語は、英検2級・準1級クラスの中上級者にピッタリである。
毎朝、主要記事をさっと眺めるのも良し、自分にとって興味のある記事を深堀りするのも良し。読売新聞の英語版なので、読売で人気コーナーの「人生相談」なども、掲載されており、英検のみならず、広く英語力向上に活かせることができる。
文系人間にとっては、自然・科学・環境問題(英検の定番)が苦手な人でも、週1回のサイエンス記事特集によって、トレーニングができる。
さらにジャパン・ニュースの最大のウリは「社説」であろう。
他の英字新聞も社説を掲載しているが、日英併記されているのは、ジャパン・ニュースだけ。だから英文でひととおり社説を読み、意味を誤解していないか、日本語でその場でチェックができる。どうしても英語ではわからない言い回しや単語・用語なども、日本語が併記されているので、そうした単語を確認できる。
忙しい人でも、毎日、社説を追うだけでも、効果的な学習が図られる。
5.過去6回全問題集(旺文社)
英検学習者にとって「過去問題」の存在は欠かせない。
少なくても時間のとれる週末、最低でも月1回は、全問題種を利用して、本番さながらの「模擬試験」にチャレンジして欲しい。
旺文社の全問題集では、QRコードを読み取ることで、自動採点機能が付いており(さすがに、ライティングテストは非採点)、自分の強みや弱点を知ることができる。
その結果を受けて、学習計画の練り直しを図ることができる。
ちなみに私の場合、以前、TOEICの学習を継続していたこともあり、リスニングは比較的できる。一方、リーディングに不安を覚えるので、その意味でも、「パス単」文単」「英字新聞」を活用して弱点補強に努めている。
資格試験は過去問にはじまり過去問に終わる、と言います。
英検対策に明るい旺文社の過去問なら選んで間違いはないでしょう。
6.まとめ(英検準1に受かりたい)
私の前に英検準1級の壁が立ちはだかっています。
英検再チャレンジから1年が経とうとしています。
これまで、TOEICとの二刀流や、他の資格試験との並行勉強などを続けてきました。
英検準1級になんとしても受かりたい、という熱意が足りなかったことを反省しつつ、今度こそ、4度目の正直で、合格の栄誉を授かりたい。
そして、自分の学習メソッドが間違いなかったことを証明したい。
このブログで「合格体験記」が掲載できるように次の試験をがんばります。