通関士

貿易実務

【通関士】知識のメンテナンス法3選

輸出入者に代わって、税関に輸出入申告をするの国家資格が通関士。 通関業者はもちろんのこと、物流、商社、メーカーにとっても、持っていて「損はない」資格といえる。 なぜなら、貿易業務というのは、もはや、あらゆるジャンルの業界に関わりがあるので、貿易や通関のエキスパートとして「通関士」の資格を持っている人は、これからも重宝される人材であろう。 Eコマース(電子商取引)が隆盛を極める現在においても同様なこと。 Eコマースは、概して、貨物が小口化され、参入するプレーヤーが多くなる。 これは、通関業務のエキスパートである通関士にとって、Eコマース時代は、またとないチャンスである。 一方、日進月歩、世の中の技術は進んでいく。通関士さえ取得していれば、「安泰」ということではない。 通関士を持っているからこそ、日々の世の中の物流の動きに目を配り、知識のメンテナンスが必要になってくる。 そこで、すでに通関士資格を持っている人や、これから通関士を目指す人のために、Eコマース時代に求められる「知識の磨き方」について深堀していきたい。
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【通関士】通関士とは?

社会人の学び直しが叫ばれる中、資格試験が注目されている。 国家資格のなかでも「通関士試験」も人気資格のひとつ。 しかしながら、「通関士」とは、何なのか、イメージがつかみにくいのも事実。 今回は、そんな「通関士」のお仕事や試験対策にスポットを当てたい。
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【通関士】EC時代の主要プレーヤー

電子商取引(EC)花盛りの今だからこそ、通関士が熱い。 だから貿易や通関手続きに興味がある人には、通関士の取得を強く勧めたい。通関士試験は、決して「難関資格」ではない。キチンと対策をとれば、独学でも十分可能である。 1.通関士が求められる理由電子商取引(EC)が隆盛を極めている。ネット環境とスマホがあれば、誰でも貿易取引に参加できる。モノの流れは、企業から個人間へとシフトしている。当然、企業も「Eコマース」の潮流が無視できなくなった。こんな時代だからこそ、「輸出入のプロ」である通関士の役割は大きい。なぜなら貿易貨物の「小口化」「個人化」が進むと、それだけ輸出入申告数が膨大になり、手続きを担う通関士が不足がちになるからである。貿易取扱い数のみならず、貨物の小口化による「輸出入申告件数」が増えることで、物流、製造メーカー問わず、通関士不足がやってくるだろう。通関士は、税理士のように「独立開業」は難しいかもしれまい。けれども、物流の国際化の潮流は止まらないことから、企業が欲しい人材であり、就職や転職に有利になる資格である。確かに、通関手続きは面倒くさいもの。でも、面倒くさいことに「ビジネスの...
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【通関士】月刊誌で挫折知らず

「読み捨てられる雑誌のように通関士のことが知りたくて…」 資格試験の勉強をしていると、だれでも挫折しそうになる。 そんなときは、資格に関連した月刊誌をパラパラと読むことにしよう。 TOEICや英検ならば「イングリッシュ・ジャーナル」や「CNNエクスプレス」、宅建士であれば、「宅建受験新報」という具合に。 試験科目の特化した雑誌を読むことで、なんとなく勉強した気になれるし、これまでの努力を再び活用することができる。 専門誌を読むことで、本当に自分がその資格を取りたいのか、その勉強が好きなのかを自問しよう。(いっそ、立ち止まり、チャレンジを止めてみるのも計都段のひとつ) 通関士受験者には、日本関税協会が出版している「貿易と関税」という雑誌がある。 なかなか書店には売っていない雑誌(注文が必要)であるが、通関士を目指す人にとっては、おススメ雑誌である。 ・ビビットな貿易の話題 ・広告が貿易業界てんこ盛り ・バックナンバーが重宝 以上のような理由で、「貿易と関税」を推したい。 以下、同雑誌と通関士試験の関係について「深掘り」していきたい。
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【通関士】計算問題しようぜ

合否のカギは計算問題にあり 通関士試験に合格したい人は数字に強くなりましょう。 計算問題だけは、問題集を繰り返して、税金額の出し方を身をもって覚えるしか上達の道はありません。 おすすめしたい本は、日本関税協会から出ていいる「計算問題ドリル」です。 これやることで、「理屈ではなく」、関税額、消費税額の出し方を身につけることができます。
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【通関士】合格へのパスポート・日本関税協会の参考書・問題集5選

通関士試験の王道「日本関税協会」書籍 通関士にチャレンジするには、日本関税協会が発行する参考集。問題集を軸足に据えることで間違いがない。 そもそも日本関税協会は、通関士を目指す学習者へのサポートが充実。  50年近い実績に裏付けらた「通関士対策」の老舗である。 何から手を付けていいかわからないという人のためには、 ・通関士試験の指針 ・計算問題ドリル ・関税評価ドリル ・ゼロからの申告書 ・問題・解説集 この5つは揃えてもらいたい。 出費がかなりかさむものの、これらの教材を効率的に利用することで、合格は間違いない。自己投資だと思って、身銭を切ろう。
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【通関士】計算問題に強くなろう

合否のカギを握るのは「計算問題」 通関士試験では、計算問題がキモとなる。 実際、学習を挫折していまう人は、輸入申告特有の「関税・消費税の計算」で頓挫していく人が多い。計算問題に関しては、理屈や知識ではない。実際の計算をこなして、カタを覚えるしか対策がない。 日本関税協会が出版している「計算問題ドリル」を利用するのがおススメである。 これから通関士を目指す人には、全般的に勉強するよりも、難敵の「計算問題」に特化した同書によるトレーニングを積んた方がいい。
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【通関士】独学で通関士になるには

「貿易立国・日本」のエキスパート資格 通関士は、メーカーや小売業に代わって、輸出入手続きを代行する専門職である。 弁護士や税理士といった「独立開業の夢」には、程遠いかもしれないが、グローバル化が進む今、どんな業界においても「通関士」は、喉から手が欲しい人材である。 英語(TOEIC)、や会計(簿記)といった資格のみならず、通関士を持っているということだけで、それはひとつの「個性」となり「売り」となる。 ただし、その道は険しい。 独学でも大丈夫であるが、試験対策にはある程度のコツが必要である。 ここでは、あまりお金をかけたくなくて、それでも「通関士試験」に勝利したい人へのロードマップを紹介する。
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【貿易】通関士の将来性

AI到来で通関士はオワコンか? 今後、人工知能(AI)技術が進むにつれて「士業」の将来が危うくなっています。 通関士の将来性はどうでしょうか? 今さら、通関士の資格を取ったところで役立つでしょうか? 結論からいえば、通関士は仕事のやり方は変わるでしょうけれども、そもそも、機械化に取って代わるようなことはありません。 むしろ、法務やコンサルティング的な能力が必要なため、AIに取って代わることのない、「伸びしろ」が多い資格です
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【通関士】頼れる貿易資格・通関士への招待

通関士を取ることのメリットして、 ・越境ECブームを主導できる ・貿易立国・日本を支える ・起業の夢に近づく