2025-10

英語

【英語】TOEIC11年連続チャレンジ。英語チームの刺激に背中を押されて

英語チームの刺激に背中を押されて今週、職場の英語支援チームの総会に参加しました。業務の合間のボランティア的な活動とはいえ、集まったメンバーの志の高さに驚かされました。英語で発表をこなす人、翻訳を学び続ける人、TOEIC900点を目指す人。それぞれが「自分なりの英語」を追いかけている姿に、静かな刺激を受けました。会合を終えたあと、胸の奥に小さな火がともりました。──「自分も、もう一度やってみようかな」と。帰宅後、過去10年間のTOEICスコア表を眺めてみると、去年は無対策で640点、一昨年は745点。点数の上下はあっても、毎年受け続けている自分が少し誇らしく感じました。そして気づけば、TOEIC公式サイトの申込ページを開いていました。申込ボタンをクリックした瞬間、「ああ、今年もこの季節が来たな」と、妙な充実感がこみ上げてきました。これで11年連続のTOEIC受験。年甲斐もなく英語に火がついた夜でした。続けてきた理由と、触発の力TOEICを受け続ける理由を、あらためて言葉にするのは難しい。800点を取りたいからでも、転職のためでもありません。もはや「英語力を測る試験」というより、「学びのリ...
不動産

【不動産】通関士合格者が宅建士を取って実感した3つの効果【物流倉庫から自宅購入まで】

はじめに「通関士試験」と「宅建士試験」。一見するとまったく違う分野の資格に見えますよね。私自身、通関士試験に合格したあと、宅建試験にも挑戦しました。不動産業界に転職する予定はなかったのですが、宅建を勉強・取得したことで想像以上に役立った場面が3つありました。今回は**「通関士試験合格者が宅建を学ぶメリット」**を、実体験をもとにご紹介します。効果① 物流倉庫や不動産取引に強くなる通関士試験に合格した人の多くは、貿易や物流の現場に携わります。その過程で、物流倉庫や土地の売買・賃貸に触れる機会も少なくありません。宅建の知識があると、次のようなメリットがありました。宅建知識で得られる具体的な強み契約書や重要事項説明の内容を理解できる不動産業者に任せきりにせず、自分でも判断できる「モノの流れ+不動産の流れ」という二つの視点で考えられる国際物流の知識に加え、不動産の知識を持つことで、現場をより広い視点で理解できる強みになります。効果② 自宅や賃貸契約で役立つ宅建は実務だけでなく、日常生活に直結する資格でもあります。実生活で活きたシーン賃貸契約の更新時に、契約条件を正しく理解できる自宅購入の際に、...
貿易実務

【貿易】通関士試験 計算問題の基礎編|課税価格と関税額をマスターしよう

通関士試験の勉強を始めたころ、私は「計算問題=苦手分野」だと感じていました。文系出身で数字が得意ではなかったこともあり、インボイスや運賃、関税率の数字を並べられると頭が真っ白になったのです。ところが、あるとき職場の先輩から「課税価格と関税額の基本だけ押さえれば得点源になる」とアドバイスを受けました。昼休みに先輩が使っていた小さな電卓を貸してくれて、「ここだけは絶対に落とすな」と言われたのを今でも覚えています。その言葉に背中を押され、毎朝10分だけ計算練習を繰り返した結果、いつの間にか苦手意識が消え、本番では計算問題が得点の柱になりました。この記事では、通関士試験の計算問題のうち、最初に押さえておくべき「課税価格」と「関税額」の計算方法をわかりやすく整理します。計算問題は合否を分けるポイント通関士試験における計算問題は、例年5〜6問前後が出題され、配点は20点前後と高めです。しかも、出題範囲は「課税価格」「関税率」「消費税」「延滞税」「加算税」など幅広く、苦手分野にしてしまうと合格ラインを超えるのが難しくなります。一方で、基本のパターンを覚えておけば確実に得点できる分野でもあります。まず...
英語

【英語】35歳限界説のウソ ― 学び直しは何歳からでも遅くない

「35歳で英語はもう無理」って本当?「いい年をして、今さら英語なんて……」そんな声を耳にしたことはありませんか。中高年が英語学習をためらう理由の一つに、「35歳限界説」という俗説があります。つまり「外国語は35歳を過ぎると習得が難しくなる」というものです。確かに、若い頃に比べて記憶のスピードは落ちるかもしれません。しかし、それは「学べない」という意味ではありません。むしろ、大人には経験・目的意識・継続力という大きな武器があります。実際に私は40歳で英語を学び始め、48歳でTOEIC730点を突破しました。病気で人生に悲観していた時期もありましたが、英語を続けることで、人生をもう一度立て直すことができました。「35歳を過ぎたら手遅れ」――これはただの言い訳にすぎません。実力を知ることから始める ― 英検でリハビリ学習英語をやり直すには、まず「自分の現在地」を知ることが大切です。社会人にとって、いきなりTOEICに挑戦するのはリスクがあります。結果が低ければ自己嫌悪に陥り、「やっぱり自分には無理だ」と諦めてしまう人も少なくありません。そこでおすすめなのが英検からの再スタートです。私は最初に...